ゴールドカードの実態

ゴールドカードの実態

ひと昔前まではただ持っているだけで年収の高さを証明し、まさに「ステータスの象徴」であったのがゴールドカードです。そのため、セレブだけに許された特権的カードだと思われがちですが、景気が冷え込んでいる昨今ではゴールドカードの敷居も低くなり、セレブには程遠い私たちだって「ゴールドカード保持者になる!」という夢を実現できるようになりました!

とはいえ、あくまでもゴールドはゴールドです。
ノーマルカードと比べれば与信が高く審査も厳しいため、その扉は、誰にでも開かれているわけではありません。

もちろん、セレブの人だと片手で一押し、もしくは何もせずとも開かれている扉なのでしょうが、それ以外の人にとっては結構重い扉だと言えます。

扉を重くしている原因の1つが、年会費です。

見栄(ステータス)だけで持つには高過ぎる年会費を払ってまで、
私たちがゴールドカードを保持する理由はあるのか?

その答えを得るためにはまず「実際にゴールドカードを持っている人たちはどこに魅力を感じているのか」を知る必要があります。

そこで、当研究会では、日ごろメールなどで意見や感想、情報などを提供してくれている読者(ゴールドカード保持者あるいはゴールドカード事情に詳しいマニア)を対象にアンケート調査を行いました。

<サイト閲覧者アンケート「あなたはなぜゴールドカードを持っていますか?」>

1.ポイントやマイレージが貯まりやすくて、トクだから
2.海外・国内旅行時の傷害保険が付いているから
3.利用限度額が高いから
4.財布から出すときの優越感
5.国内外での空港ラウンジが無料で利用できるから

皆さん、結果を見て、どうでしょう?

いまやゴールドカードはその「ステータス性(読者アンケート4位)」よりも、「高いポイント還元率や付帯サービス(読者アンケート1位)」に魅力を感じている人が多いことが分かります。

つまり、以前なら「ステータス」や「優越感」といった無形のメリットに注目が集まっていたのが、最近では「ポイント還元」や「付帯サービス」などの有形のメリットへと、ゴールドカードを所有する目的意識が変わってきているのです。私自身もそうでしたが、アンケートの結果が出たことで確信を持ちました。

だから「ゴールドカードはセレブだけのもの」「私には無縁」なんて決め付けるのは早計です。持つ人のライフスタイルによっては、年会費があっという間に回収できてしまうほどの魅力的なサービスがゴールドカードに付加されているのですから。

セレブな人がステータスの1つとして持つのは当然、平均的な年収の人は高いポイント還元や充実の付帯サービスに注目し、不況をしのぐための節約術の1つとしてゴールドカードの保持を検討してみる価値は大いにあります。

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